ペットについて考える

ハリさんが星になった翌日
動物病院にハリさんを引き取りに行きました。
うちに連れて帰って、近くのスーパーで花を買って
小さな空きダンボールに寝かせて
周りを菊の花で飾って
広にあるペット火葬のお店に連れて行きました。
ハリさんの遺骨をどうするか、かなり迷いましたが
合同墓に埋葬してもらうことにしました。
いつか合同墓にお参りに行きたいです。

いつだったか、ハリさんを病院に連れて行く途中
呉市役所前のバス停で６０代位の女性が
「それは何?猫？」と話しかけてこられました。
「ハリネズミです」と応えると
「それは１匹だけ？」とまた聞かれます。
「はい。１匹だけです。つがいだと増えて困りますから」と言うと
「あら～、一生独身なのね。かわいそうに。人間のエゴね～」
と、言われてしまいました。

確かに、ペットを一生独身で飼うのは人間の勝手でしょう。
そうなると、いろんなペットをケージに入れたままで飼うのは
やっぱりエゴとしか言いようがないです。
山を切り開いて人間が住むうちを建てるのも
地球は自分たちのものと思っているからできること。
動物たちにとって住む場所を失うことは
人間のエゴによって発生した悲しい出来事ではないでしょうか？

昨日、ニュースで言っていた
矢野の街中にイノシシが出てきて暴れ周り
最後には猟友会か何かの人たちが捕まえたとか。
イノシシにしたら迷って街中に出てきて
混乱して暴れまわったら捕まえられたのかもしれません。
人間のエゴでいろんなことが起きているのに
正当化しているのは人間の側ではないでしょうか？

ハリさんが星になって以来
いろんなことを考えさせられます。
ハリさんのことを思い出さない日は１日もありませんし
ハリさんが住んでいた小屋やケージは
まだ片付けられそうにありません。

バジさんやデグ姉妹には元気で長生きしてほしいです。